光合金製作所は、創業1947年(昭和22年) 以来60年、「不凍給水栓 (水抜栓)」と、関連する「寒冷地用各種バルブ」及び、商標バルブトロニ クスで表わされる「電子制御水抜きシステム」を、開発・製造・販売して います。
http://www.hikarigokin.co.jp/
不凍栓が使われるようになったのは、1905年(明治38年)日露戦争終 了で大連にいた旭川第7師団が持ち帰った以降といわれています。
1964年(昭和39年)に、集中的に研究開発をする部署として研究室が 創設されました。初代研究室長は、現会長の井上一郎です。
創業以来、自社ブランドにこだわり、出願パテントは736件、商品へ の活用比率は70%になります。
キーワードを「人」とした取り組みの一貫から、大学や高校で実施する インターンシップ(室蘭工大、小樽商大、職能大学、旭川高専、苫小牧高 専、小樽市内高校)に協力し、地元の大学を介して、ロシア、中国、韓国、 ドイツ、スウェーデンなどの研修生の受け入れも行っています。
最近の開発事例は、平成16年度、精密工学会北海道支部で技術賞、 平成17年度文部科学大臣賞発明奨励賞を受賞した湯水抜き栓、JR北 海道との共同で研究し、平成17年度寒地環境工学シンポジウムで技術 奨励賞を受賞した『凍結防止型手洗自動水栓の開発』があります。